どうあがいても煮物は崩れる

基本的に分量は無視するスタイル。淡々と吐き出して整頓。

あの昆虫を手に入れたのであの歌の歌詞を検証した

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はいこんにちは。

現在twitterから少し離れて淡々とハンドメイドばっかりやってる崩れたかぼちゃです。

ちょっとまだ色々呟いてコメントやりとりとかする気力がございませんのでね、生地とか毛糸とか庭の作物とか雑草と向かい合ってばっかりです。

 

そう言えば連休前にお隣の園芸夫妻から大きなカマキリを頂いたんです。

息子さん昆虫好きかな?よかったら飼ってみる?と捕まえたばかりのカマキリを譲り受け、虫かごの中で飼っています。

問題は

 

カマキリって何食べるんだ

 

息子としばし思案しました。

 

私がtwitterで教えてフォロワーさん!って書き込めばある程度の答えはいただけるでしょう。でも多分それは近道過ぎるし、twitterの性質上、既に同じ回答が書き込まれているのに重複したコメントがいくつも来て、うっかりそれがRTされてバズろうものなら「ありがとうございます」と返すこちらも多分大変。ましてや今の私はtwitterが少ししんどいマン。

さてどうするか。

 

そしてふと思い出す。

 

「そうだ、はらぺこカマキリの歌詞を参考にしたらいいんじゃね?」

 

今や子どもから大人まで魅了する東大卒の名俳優にして変顔&流ちょうな「th」の発音に定評のある香川照之、もといカマキリ先生作詞のあの歌ですね、動くもの大好き僕カマキリ、いつもはらぺこ、あの歌があるじゃん!と。

 

というわけで1番の歌詞を参考にしてまず畑でアリを探して虫かごに入れてみました。

 

半日様子を見るも…………反応無し!

 

はい次!ハチね、ハチ。ミツバチぐらいならいるんじゃね?

畑に行ってハチさんぽいものに向かって網を振りまくる3●歳。

しかしハチは見つからない。それっぽいものが飛んでいるけど私の運動神経では駄目だった。トンボ?警戒して庭にすら近寄らないよ。

仕方ないので小さなジンメンカメムシっぽい茶色い羽の付いた昆虫を捕まえて虫かごに放り込んで様子を見てみた。

 

翌朝。

 

虫かごの隙間から逃げ出した茶色い昆虫が玄関をプインプイン飛んでいた……

ああああお前は餌!餌なの!食べられてちょうだい!!!

このままじゃ本当にはらぺこカマキリになっちゃう!!

 

えーと次はセミか……セミセミ????

既に8月下旬の時点で我が家の庭で沢山ファイナルしていたセミ???

そもそもカマキリとセミじゃセミでかすぎね???

よしんば捕まえたところでうちの玄関でセミがジジジジジジって鳴くんだろ?うるさいな???

 

ダメ元で近くの公園と雑木林に行ってみる。

 

私が蚊に刺されて死んだ。チーン。

 

 

てか昆虫マイスター香川照之カマキリ先生の作詞なら事実が書いてあると思ったのに必ずしもそうではなかったということか。いやハチも蝉も捕まえられなかったから検証出来てなかったんだけど。

 

夫に相談し、「職場で何か捕まえてくるわ」との事だったのでご飯を調達して貰う事に。ちなみにこの時点でカマキリ捕獲して3日目。絶食も辛かろう……一度逃げ出したジンメンカメムシっぽい羽虫も多分食べられてないは……ず……

 

あれ?虫かごの端っこに残骸があるぞ?

 

絶食カマキリ君、おそらく好みでは無かったかもしれない茶色い昆虫を食べたようです。何だよ食べるんじゃん!もっと早く言いなさいよ~

 

そして夫が捕まえてきたコオロギ2匹、小さいバッタ2匹、大きなバッタ2匹。

とりあえず小さいバッタをカマキリのかごに投入!!!

 

隣のカゴではコオロギがリンリンリンリンと鳴ってて大変秋の風情を感じさせます。

よく見たらコオロギは交尾中でした。

 

(^Д^)<危機感なさ過ぎだろ

 

さて投入されたバッタの行く末やいかに。

1日家を空けて帰ってきたところ、バッタは2匹とも跡形なく姿を消していました。

 

バッタはカマキリの糧となった。

 

つまりカマキリの好物はバッタ。

なおその隣のカゴではコオロギ夫妻がぴょんこぴょんこ跳ねていた。仲いいなお前ら。

 

コオロギの鳴き声があまりにも心地よいので餌にするにはしのびなく、結局大きいバッタとコオロギは我が家の庭に逃がす事に。元気で生きろよ!

 

だがカマキリの新たな餌を探さねばなりません。

アリもハチも蝉もない。小型~中型のバッタです。それを探さねばなりません。

私はまた公園に行って探してきました。小雨降ってる中草むらにかがんだり網を振りまくる●8歳。年齢など気にしない!

 

また蚊に刺された。

 

結局この週末に夫と息子で餌調達に行って貰いました。

沢山の小型バッタ!

 

そして決定的瞬間を目の当たりにしたのです。

 

 

※以下虫捕食画像あり

 

 

 

バッタ捕獲の瞬間。

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そしてこの3分後には頭部あたりはペロッとね、食い尽くされておりましたよ。

カマキリおっそろしいな。

捕獲の瞬間を見ましたけど、鎌でちょんちょんと様子みておいてガッ!と羽交い締めです。そして人間でいうところの頸部あたりをガブっと。

こいつ、仕留め方がえげつない。

 

更に隣のカゴでは、捕まえられてきたバッタの大群に、コオロギが食われておりました。弱肉強食おそっそろしい。

虫の世界はサバイバルだな……

てかコオロギの鳴き声は今週は聴けないのね。残念。

 

 

そんな感じでここ最近はカマキリ眺めたり餌となる虫を捕まえる田舎の少年のような生活をしております。あと雨続きで伸びまくった雑草の処理ね。

 

人と関わるより虫と畑と生地と毛糸にまみれている方が今の私にはちょうどいいです。

 

生きている以上どうしても人と関わりながら生きざるを得ないのですが、人の感情と言動に自分が引っ張られたり振り回されてばかりだとね、しんどくなるからね。

特にここ最近は芸能界も世間のニュースもショッキングなものとか、憤慨するようなものが多くて、ちょっと疲れてしまいました。何となく世捨て人のような生活を選ぶ人の気持ちが少し分かる気がするこの頃。

 

とりあえずはぼちぼち過ごしておりますので、前回のブログにも書きましたが、お気遣いや安否確認のDMやメールなどは不要です。お気持ちだけありがたく。あとPR案件も要らないしやりませんからね、サプリメントも時計も化粧品も謎の便利グッズも要らないよ。

 

10月ぐらいになったら少しは気持ちの余白が出来るといいなあ。

抱えている悩み事も少しは解決していることを願いつつ。